インドに面白い首相が誕生しているようです。
5月に行われたモディ氏の就任式に、中国の指導者は招かれなかった。代わりに正面席に座ったのはチベット亡命政府で首相(最高指導者)を務めるロブサン・センゲ氏だった。チベット亡命政府はインドに拠点を置き、最高指導者ダライ・ラマを敬っている。中国が分裂主義者として非難するチベット亡命政府の首相を就任式に招いたことは、インドの新政府が2008年当時の政府ほど、中国をいら立たせることに躊躇(ちゅうちょ)しなくなっている可能性をうかがわせる。
中国がみるモディ新首相は「インド版安倍首相」 :日本経済新聞
いいですねえ。
チベット亡命政府の最高指導者を招待するなんてなんて素敵なんでしょう。
加えて、安倍氏とのイデオロギー面での近さを確認するかのように、モディ首相は就任後初めての重要な外遊先として、日本を訪れると発表した。安倍首相は最近、アジア地域の安全保障において日本はより大きな役割を果たす必要があると提案し、反中戦線とも見える関係の構築を示唆した。
安倍首相はモディ首相に対し尊敬の念を抱いていることを公言している。例えば安倍首相はモディ氏のツイッターをフォローしている。安倍氏がフォローしているのはたった3人だけ――妻の安倍昭恵氏、保守派の作家兼政治家(注:猪瀬直樹氏)、そしてモディ氏――だ。
中国がみるモディ新首相は「インド版安倍首相」 :日本経済新聞
中国を巡るアジア情勢は動いているようです。安倍さんの外交はなかなか面白いと思うのですが、日本のアホなマスコミはちゃんと報道できませんからね。この辺、注目してみていきたいと思います。
ちなみにこれ、日経新聞のサイトですが記事自体は「The Economist」の記事です。日経にこんな記事かけるわけがありません。
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