3時起床。昨夜は缶ビール2本、日本酒1合。
朝日新聞さんがまた笑えることを始めたようですね。わははは。(まずはひと笑い)
それはこれ。
なんとなんとあの天下の大朝日新聞社があなたの「自分史」作りをサポートしてくれるそうです。
朝日新聞社が135年の歴史で培った
朝日自分史 | 朝日新聞社が、あなたの足跡を本にします
取材力や筆力、編集力、豊富な情報量を生かし、
あなたの自分史制作のお手伝いをします。
朝日新聞社が新たに開発した本制作支援サービス「朝日LIFESTORY」を使えば、
パソコンで簡単に自分史が作れます。
ブログ感覚で文章を入力し、アルバム感覚で写真を配置。
歴史的な報道写真や、あの日の朝日新聞の紙面、人生の年表も、
自由にあなたの本の1ページに加えることができます。
手書きの自分史を、記者の文章指導を受けながら本に編集するコースや、
ベテラン記者があなたを取材し、執筆するコースもあります。
ご要望に応じて、最適なコースをご案内いたします。
サービスの特徴はこれ。
凄いですねー。朝日新聞の捏造、もとい熱意にあふれたあの素晴らしい新聞記事を自分の歴史に織り込むことが出来ようです。たとえ自分の人生がどんなに平凡でも、朝日自分史なら事件の数々を交えた波瀾万丈っぽい誌面にしてくれるようです。なんてったってあの天下の大朝日新聞の記者様が支援してくれるんですから。
さて、リーズナブルな価格とやらですがこんな感じ。
料金プラン
- 記者取材コース 標準価格¥1,110,000
取材力に定評のある朝日新聞の記者経験者が取材・執筆。子孫に残せる伝記を制作します。※首都圏在住の方もしくは東京本社に来社可能な方のみご利用いただけます。 - 原稿持込コース 標準価格¥610,000
あなた自身が書いた原稿を、プロの目でチェック、アドバイスしながら一緒に本をつくります。※首都圏在住の方もしくは東京本社に来社可能な方のみご利用いただけます。 - 自己編集コース 価格¥13,400〜
朝日LIFESTORY
素晴らしいですね。あの天下の大朝日新聞の記者に取材までしていただけるんですって。ほら、あの珊瑚礁を自分で傷つけて記事にした記者みたいに取材したり、得意技のマッチポンプであなたの人生に事件を付け足してくれるんですから、あなたの平凡な歴史も偉人のような歴史になることでしょう。朝日新聞さんはこういうの得意ですもんね。「記者取材コース」の110万なんて安いものです。
61万円の「原稿持込」コースだったら、慰安婦記事や吉田証言みたいにちょっとした間違いを誰にもわからないように書く方法を教えてもらえるかもしれません。都合の悪い過去をお持ちの方におすすめのコースですね。
気になったのは「記者経験者が取材・執筆。子孫に残せる伝記を制作」とか「あなた自身が書いた原稿を、プロの目でチェック、アドバイス」とか「※首都圏在住の方もしくは東京本社に来社可能な方のみご利用いただけます」とか、相変わらず上から目線で利用者をバカにした商売ですが、まあこれも朝日新聞社の社風ですから我慢しないといけません。
さてどれだけの人が「朝日自分史」を利用するのでしょう。私にはこんな朝日のサービスは必要ありませんが、定年した全共闘世代の方々にとってはうれしいサービスなんでしょうね。たぶん。
それにしてもこんなサービスに記者を使うということは、朝日新聞社の経営状態は相当悪くなってきているということでしょうか。あ、よく読むと「記者」とは書いていません、「記者経験者」ですね。そうか、記者をクビになった社員か定年退職者を使うということですね。まあせいぜい頑張って信者の老後に彩りを与えて欲しいものです。わははは。
- 作者: 朝日新聞メディアラボ
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/08/20
- メディア: 単行本
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