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日本全国の酒蔵にチャンスがあります、日本酒がんばれ!



 

 3時半起床。昨夜はワイン2合半。

 昨夜は録画しておいたカツヤマサヒコSHOWを見ながらお好み焼きとワインで家飲み。番組のゲストは「獺祭」で今や日本一の酒蔵となった旭酒造の社長、桜井博志さん。うーん、ワインじゃなくて日本酒にしたら良かった。orz

旭酒造 獺祭 (だっさい) 純米大吟醸 磨き23 720ml 旭酒造 獺祭 (だっさい) 純米大吟醸 磨き50 720ml 旭酒造 獺祭 (だっさい) 純米大吟醸 磨き39 720ml 獺祭 純米大吟醸50 1800ml 獺祭 発砲にごり酒スパークリング50 360ml 旭酒造 獺祭 (だっさい) 発泡にごり 純米大吟醸50 720ml 山口県

 番組の中では獺祭2割3分から、3割9分、スパークリング50、4割8分寒造早槽、最後は「磨きその先へ」と獺祭のフルコース。嗚呼、なんという贅沢でしょう。一国の元首ですらこんな贅沢は出来ないぞと生唾を飲み込みながら、安い赤ワインを飲んでいたわけですが。そこで出てきたのがこの写真。

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 これは神戸三宮・北野坂「栄ゐ田」の店内の壁に書かれたもので、新進気鋭の若い蔵元が集まって自分の蔵を書き込んだ日本地図のようです。

 本当に元気になって盛り上がっている日本酒業界。話を聞けば、そんな業界を引っ張っているのは年若い新進気鋭の蔵元たちです。彼らは狭い業界内でライバル意識をむき出しにするのではなく、知恵を交換し合い懸命に日本酒業界を盛り上げようと切磋琢磨しているのが、昨今の日本酒業界の復興に繋がっているようです。日本酒愛好家としては心強いことこの上ありません。
 ところで、この写真を見ると新潟をはじめ東北地方が少ないです。まあ、たかが一軒の酒場の壁に書かれた図ですからこれが全てではありません。しかし、この十年くらい酒屋や酒場に置いてある日本酒の傾向が変わっています。今までは見かけなかった地方の酒蔵が圧倒的に増えてますね。

 従来、日本酒造りは水と気候と米の三つが揃わないと良い酒を造ることは出来なかった。それも年に1度しか作れない。しかし今は温度管理などが適切に行えるようになったため、良い水さえあれば全国どこでも、しかも一年中酒造りを続けることが出来るようになったので、新しいお酒造りにチャレンジすること出来る。もう新潟や東北の地の利は無くなったということなんでしょうね。

 獺祭純米大吟醸にこだわった酒造りで成功をおさめました。でも純米大吟醸が全てでは無いと思います。純米信仰もあります。醸造アルコールが入っているのは美味くないと。しかし醸造アルコール入りの本醸造でも美味しいお酒はたくさんあります。日本酒は本当に奥が深いお酒だと思います。

 全国の酒蔵の皆さんには今の勢いでどんどん新しい酒造りにチャレンジしていって欲しいものです。

逆境経営―――山奥の地酒「獺祭」を世界に届ける逆転発想法

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