5時起床。昨夜は缶ビール1本、日本酒2合。
私がタイムドメインを知ったのは伊豆のホテルのフロントでのこと。チェックアウトのため朝のフロントへふらふらと出てきたところ、グランドピアノが置いてあるフロントロビーから、ピアノのソロ演奏が聞こえてきました。朝の静寂を壊さない程度の音量でしたが、それは明らかにピアノの音で「へえ、朝から生演奏か、凄いな、こんな小さなホテルなのにね」と感心しながらピアノに近づいていくと、演奏している人が居ません。「ああそうか、自動演奏のピアノなんだね、やるなあ」と、更に鍵盤を覗いてみたところ鍵盤は動いていない。蓋が閉まったままだ。あれ?
ちょっと混乱に陥りましたが、すぐに音の出所が見つかりました。
音はグランドピアノの上に置いてあった小さなラグビーボールのような形をしたスピーカーから流れていたのです。それがこれ。
日立マクセルのMXSP-4000.TD、タイムドメイン理論に基づいたスピーカーでした。
大きな音は出ませんし低音はスカスカですが、音の立ち上がりと分離が良くピアノソロとか生楽器系をリアルに再現する能力については今までのスピーカーとは一線を画する、完全に別次元のスピーカーですね。
難しい理論はまたあとで書くとして、とにかくこのスピーカーから出る音には衝撃を受けましたね。それが2010年2月のこと。以来タイムドメインに魅了され今のTD-M1が4台目。おいおいレビューを兼ねた遍歴を綴っていきたいと思います。お楽しみに。
maxell iPodコネクタ搭載 タイムドメインスピーカー 原音再生を追及したタイムドメイン理論を採用 MXSP-4000.TD
- 出版社/メーカー: 日立マクセル
- 発売日: 2008/01/25
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 1人 クリック: 33回
- この商品を含むブログ (3件) を見る