3時半起床。昨夜は缶ビール1本、日本酒2合。
昨日の朝日新聞には読者に対する「お詫び」の折り込みが入っていたようですね。これは販売店に配布され折り込みに入れるか入れないかは販売店の判断に任せたものだとの噂があります。
ネットには早速画像がアップロードされていましたので全文書き起こしてみました。まあ、たいした文章じゃあないのですが、こんな感じです。
ご愛読者のみなさまへ深くおわび申し上げます
謹啓
初秋の候、朝日新聞の読者のみなさまにおかれましてはご清栄のこととお喜び申し上げます。いつも朝日新聞をお読みいただいて、ありがとうございます。このたびは弊社の「慰安婦問題特集」「池上彰さんのコラム『新聞ななめ読み』」「福島第一原発事故に関する吉田調書の記事」をめぐる問題で、大変なご心配をおかけするとともに、紙面に対するみなさまの信頼を損ねる結果となり、ご迷惑をおかけいたしました。あらためて深くおわびいたします。申し訳ございませんでした。
このたびの件を反省し、弊社は、「信頼回復と再生のための委員会を」を立ち上げ、取材・報道上の問題点を早急に点検・検証し、紙面づくりにいかしてまいります。また、慰安婦報道につきましては社外の有識者による第三者委員会を新設して、過去の記事の作成や訂正に至る経緯、今回の特集記事の妥当性、朝日新聞の記事が国際社会に与えた影響などについて検証いたします。吉田調書につきましては、誤った記事がもたらした影響などについて、弊社の第三者機関である「報道と人権委員会」に審理をお願いしました。朝日新聞社外の目でも厳しくご審議をいただき、その結果は紙面でお知らせいたします。
朝日新聞社は、今回の一連の事態を大きな教訓として胸に刻みます。様々なご意見やご批判に謙虚に耳を傾け、初心に帰って、みなさまの信頼を回復できるように、社員一丸となって精進してまいります。どうか、弊紙と弊社の今後の取り組みを厳しく見守っていただけますよう、切にお願い申し上げます。
これからますます秋が深まります。どうかご自愛のうえお過ごし下さいますようお祈り申し上げます。
敬白
まったくぬるい詫び状ですね。
さて、この文章には間違いがあるので訂正したいと思います。
《間違い》
弊社の「慰安婦問題特集」「池上彰さんのコラム『新聞ななめ読み』」「福島第一原発事故に関する吉田調書の記事」をめぐる問題
まったくどこまで読者をなめているんでしょうか。「慰安婦問題特集」「池上さんのコラム『新聞ななめ読み』」「福島第一原発事故に関する吉田調書の記事」をめぐる問題とはいったい何のことでしょうか?
《正しくは》
弊社の「慰安婦捏造問題」「池上さんのコラム『新聞ななめ読み』掲載拒否」「福島第一原発事故に関する吉田調書の記事に関する誤報」
ですね。
名称だけを並べて全てを「めぐる問題」と一括りにしています。お詫びの文章であるにもかかわらず、何が悪かったのかを明確に書かず、この期に及んでも読者に対してイメージ操作を行おうとする傲慢さがにじみ出ていますね。さすがに新聞社の書いた詫び状です。誠意のなさでは最高レベルです。
最後にも「朝日新聞社」とだけありますが、普通は社長の名前もしくは責任者名義ですよね。それがない。つまりこれは朝日新聞社としての正式文書ではないのかもしれません。購読契約解除に困った販売店の暴走?それとも朝日新聞社の営業部門の独断?いずれにせよ、こんな詫び状では信頼の回復は不可能。紙の無駄です。
どこまでも思い上がり依然として改心する気のない朝日新聞社には改めて言いたいのですが、「慰安婦問題を世界に広げた諸悪の根源は朝日新聞」といわれているあなた方が、心の底から謝らなくてはならない相手は国益を損ねられた「日本の全国民」なのです。読者だけではないのです。そこのところを認識していただきたいものです、、、って朝日が潰れてもムリだろうなあw
百歩譲っても折り込みなどという姑息な手段を使うのではなく、同じ文面を新聞見開き全面で掲載するべきでしたね。
この脳天気な詫び状を読むと、読者を見下して反省したふりをしているだけなんだなあとつくづく感じます。朝日の読者が哀れです。
それでは今日も一日生き延びましょう。
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